【アニメCUE!】全体を通した感想を書いておく

アニメCUE!が終わって早いもので2週間程度たちました。

結構CUE!ロスが来てます。

CUE!は所謂アプリ初のアイドル系(アイドルではないけど)作品なので、キャラクターたちが動いて喋っているというだけで一定の需要があったとおもいます。

実際にその点は非常に良かったでしたし、自分の人生を振り返った時にも刺さってくるようなイイ話もありました。

このあたりについてはこれまで各話の感想で書いてきたので、今回はあえてよくなかった点やもっとこうして欲しかった点を書き綴っていこうと思います。

よくなかった点

全体を通した率直な感想として、ズバリ・・・

ターゲットがふわふわしてる

と思いました。

つまり・・・

①確実にコンテンツを応援してくれる、またはすでに応援してくれている「お客様」を喜ばせることが目的なのか?

②これから応援してくれる人を増やすためのプロモーションをしたいのか?

①を目指すならば、無理やり個人回を作らずに普通にアプリ版のサイドエピソードやイベントストーリーをやって欲しかった。

DVD3巻についてきたリーディングライブを見てたりしたら、これをアニメで見たいなーと思ってしまったりしました。

無理に16人を覚えてもらおうとせず、普段の掛け合いの中でこんな感じのキャラクターがいるっていうのが分かる程度でも十分だったと思います。

実際にそれでもコンテンツに興味を持ってくれればキャラくらい勝手に覚えますしね。アニメ範囲だと24話かけて人間関係を築いていく関係上、アプリ版と比較してキャラ同士がよそよそしかったり、魅力を引き出すことが出来ていなかったと思います。

特に気になったのは、

千紗は面倒見がよくて、悠希・あいり・柚葉のお世話をしてくれているママって感じのキャラクターが魅力でしたが、アニメ版ではメンタルの弱い部分ばがピックアップされたせいでママのイメージがつかなかったと感じました。

莉子は16人の中では1番コミュ力が高くて比較的常識ある人って感じでしたが、アニメ版ではコミュ力が先行して非常識な行動に走る点が解釈違いというか、もっと見せ方なかったか?と思ったところ。

美晴は当番会それ自体が悪かったとは思いませんが、終盤まで引っ張った割には毒にも薬にもならない回だったというのが正直なところ。それから全体を通して風組(ラジオ組)が不遇な扱いになっていたと感じるのがそのまま美晴の影の薄さに繋がってしまったと思いました。

②のプロモーション、つまり新規を増やす目的ならもう少しお仕事系に寄せた話にしてよかったと思います。

これは各話の感想でもちょくちょく書いていましたが、新人に対する研修やレッスンという形式で、業界の裏話をネタにしたり、専門用語の解説をしたりしてよかったと思います。

アニメ収録関連のエピソードは全体的に良かったと思います。

そのうえで21話の悠希会でちらっとだけやったアニメ収録のためのレッスンの様子が面白いと感じました。

(現実の)声優がよく話していることですが、マイク前への移動だったり、ページをめくる音を気にしたりという細かいテクニックとか、そんな感じのことをレッスンで教えるような話が合ってよかったと思います。

特にラジオ回は見どころがよくわからなかったです。

新人感を出すためなのか事務所主導でやったものになっていますが、普通に放送局での収録にして、打ち合わせの感じとか見せる方向で進めて良かったと思います。

とにかく部屋収録のメリットを感じませんでした。

序盤はまだうまくっているご都合主義観を出したくないのかな?とも思いましたが、結果を見ると十分ご都合主義に話が進んでいましたので気にしていたわけではないと思いましたので。

ちなみに自分はご都合主義は嫌いじゃないのでドンドンやって欲しかったですね。

あと、レッスン関係のエピソードならアプリ版で全キャラ共通である【空を見上げて】のエピソードや曜日ごとのレッスンエピソードなどそのままもってきてよかったと思いますしね。

こうして欲しかった点

先によくなかった点として全体の話をしましたが、そこまで大きく変えずに現状の構成のままでもっとできなかったか?という話。

つまり個人回をリレー形式でやるにしてももっと見せ方なかったか?という部分。

これには先に挙げた千紗や莉子の話はそのまま当てはまりますね。

キャラの魅力を1話に詰め込むならやはり基本的には弱点を見せるよりも強みを見せる方がよかったと思います。

その他で気になったのは圧倒的に絢回。

後に絢の成長した姿を描くならまだしもそうゆうことはなく、少なくともしっかりと描写されることもなく、ただただ絢の幼い部分を見せつけただけの回だったのが残念。

絢には、「本人の希望で声優になったけどスタイルが良いからモデルの仕事ばかり来る」というおいしい設定があるのにそれを全く活かさずに猫のエピソードをやったのは意味不明。

モデルとして求められているのにあくまで声優を目指す姿勢でキャラの魅力を引き出しつつ、後に聡里も言っている「新人は仕事を選べない」を表現できる恰好の設定を何故活かさないんだ?と思いました。

最後に

という訳で今回は全体の振り返りを兼ねて個人的に思った悪かった部分を書き綴ってきました。

各話ごとの感想では大体いいところをピックアップして話しているのでまだ目を通してない方は今更ですがそちらもどうぞ!


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CUE!

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