超守備型のあなたへ:オルカンは思っているほど怖くない
超守備型のあなたへ:オルカンは“思っているほど”怖くない。国内債券との5年比較とおすすめファンド
「投資は気になる。でもお金が減るのは絶対イヤ」 「短期の値動きが怖すぎて、一歩踏み出せない」 そんな人は“超守備型”タイプです。これは性格ではなく、自然な感覚です。
しかし、守り一辺倒ではインフレや将来の生活に対する備えとしては弱くなることもあります。 そこでこの記事では、短期の値動きが怖い人でも理解しやすいように、 オルカン(全世界株式)と国内債券インデックスの5年比較を使って、 「長期ならそこまでリスクが高くない」ということを解説します。
オルカンは短期ではブレる。でも“5年”で見ると見え方が変わる
まずは、イメージしやすい5年のシミュレーションです。
前提条件:
- 初期元本:どちらも100万円
- A:オルカン(全世界株式インデックス)
- B:国内債券インデックス
- 数値は説明用のイメージであり、実際のリターンを保証するものではないですし、積み立て投資でさらにリスクを減らすことができます。
▼ 想定リターンのイメージ
| 年 | オルカン | 国内債券 |
|---|---|---|
| 1年目 | -15% | 0% |
| 2年目 | +8% | +0.5% |
| 3年目 | +6% | +0.5% |
| 4年目 | +5% | +0.5% |
| 5年目 | +4% | +0.5% |
▼ 残高推移(100万円スタートの場合)
| 年 | オルカン残高 | 国内債券残高 |
|---|---|---|
| 初期 | 100万円 | 100万円 |
| 1年目 | 85万円 | 100万円 |
| 2年目 | 92万円 | 100.5万円 |
| 3年目 | 97万円 | 101万円 |
| 4年目 | 102万円 | 101.5万円 |
| 5年目 | 106万円 | 102万円 |
短期(1年目)だけ見るとオルカンは怖い → -15万円
しかし、5年平均で見るとプラスで終わりやすいのが株式の特徴です。
一方で国内債券は値動きが小さい代わりに、リターンも控えめ。
「リスク控えめ」ではあるものの、長期で考えるとオルカンとの差は開いていきます。
超守備型が最初にやるべきこと:いきなり株式100%にしない
超守備型の人がすべきは「リスクゼロ」ではなく、 “自分が耐えられる範囲で、少しだけリスクを取ること”です。
おすすめは、次のような組み方です:
- 生活防衛資金 → そのまま現金・安全資産
- 投資用資金のごく一部(10〜20%)→ オルカン
- 月1万円だけオルカンに積み立ててもOK
これなら、短期の値動きに慣れながら、長期の恩恵(リターン)を取りに行くことができます。
実際にどの「オルカン」を選べばいい?(楽天証券・SBI証券で人気のファンド)
オルカン(全世界株式)といっても、複数のファンドがあります。 ここでは、楽天証券・SBI証券のランキングでも上位常連の代表的なファンドを紹介します。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
楽天証券・SBI証券どちらでも買える王道ファンド。 信託報酬が非常に低く、純資産も大きい「まず1本ならコレ」と言われる代表格です。
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド
楽天証券の積立ランキング上位常連。 楽天ポイント投資との相性が良いのが特徴です。
SBI・全世界株式インデックス(雪だるま)
FTSEグローバル・オールキャップに連動するSBIオリジナルの全世界株ファンド。 「SBIブランドで全世界株を持ちたい」人に人気です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(SBIでも人気)
オルカンはSBIでも初心者に人気。 全世界へ1本で分散でき、長期積立との相性が抜群です。
※上記は人気ファンドの一例です。 実際の購入前には、必ず証券会社の最新ランキング・目論見書・手数料などをご自身で確認してください。
まとめ:怖いのは自然。でも“長期なら大丈夫”という視点をひとつ追加してみる
株式は短期の値動きだけ見ると確かに怖いものです。 しかし、時間を味方につけた長期運用なら、 超守備型の人でも取り入れやすい方法があります。
- 現金や安全資産はそのまま保持しつつ
- オルカンを少額だけ混ぜる
- 月1万円でも立派な一歩
「まずは小さく始めて、慣れる」「長く続ける」 これが、資産形成を成功させる何よりの近道です。



