米国株下落、どう行動するべきか?-60万円の「利益」と「損失」が全く違って感じる理由-
米国株下落、どう行動する?
60万円の「利益」と「損失」が全く違って感じる理由
最近の米国株下落をきっかけに、
「S&P500は安全だと思っていたのに…」
と不安になる声をよく見かけます。
Yahoo!ニュース(ファイナンシャルフィールド)では、
「S&P500に投資していたが、約60万円の含み損に耐えられずNISAを全売却した」
という事例が紹介されていました。
目次
米国株は本当に危機的なのか?
まず事実確認です。
- 今回の下落幅は数%程度
- S&P500では過去に何度も起きている水準
- 企業利益や経済構造が崩れたわけではない
つまり現状は、
「暴落」ではなく、よくある調整局面といえます。
なぜ60万円の損失はここまで苦痛なのか?
人間は、利益よりも損失の痛みを2倍以上強く感じる
と言われています。
60万円の利益
- 普通に嬉しい
- 少し生活が楽になる
- 数日で感情は落ち着く
60万円の損失
- 判断を間違えた気がする
- 取り返せるか不安になる
- 精神的にものすごく苦痛
同じ60万円でも、脳が受け取るダメージはまったく別物。
含み損であっても、人は「もう失った」と感じてしまいます。
S&P500積み立て投資の前提
S&P500への積み立て投資は、
下落することを前提に設計された投資法です。
- 上がったとき → 少なく買う
- 下がったとき → 多く買う
下落局面は、
将来の平均取得単価を下げるための重要な期間でもあります。
下落時に取るべき行動とは
結論:慌てて動く必要は一切ない
S&P500に積み立て投資している人が、
下落時にやるべきことは「何もしないこと」です。
売却・戦略変更・様子見を考える必要はありません。
何もしないこと自体が、正しい投資行動です。
これから投資を始める人が失敗を避ける方法
① 一括投資はしない
一度に大きな金額を入れると、
下落時の精神的ダメージが大きくなります。
② 必ず余裕資金で運用する
余裕資金=上がるまで待てるお金。
この前提が崩れると、長期投資は成立しません。
まとめ
S&P500に積み立て投資している人にとって、
米国株下落時の答えは一つ。
下がったときに「何もしない」。
それが一番難しく、一番正しい行動です。



